🐣野鳥観察、肥前鹿島干潟で新たな発見!
2024.12.18
活動紹介
今年も始まりました、環境教育プログラム「野鳥観察」
ラムサール条約登録湿地である肥前鹿島干潟は、
多様な生き物たちの宝庫です。
事前学習でクロツラヘラサギ、ズグロカモメ、ツクシガモといった絶滅危惧種について学んだ子どもたちは、
実際にその姿を目にすることを楽しみにしていました
観察当日、子どもたちの期待に応えるように、
これらの鳥たちが姿を現しました。
そして、この日のハイライトは、ハヤブサがヒヨドリを捕らえるという、貴重な瞬間を目撃したことでした。
国語の授業で「大造じいさんとガン」を読んでハヤブサを知っていた子どもたちにとって、
本物のハヤブサとの出会いは特別な体験となりました。
物語でしか知らなかった鳥が、目の前で力強く羽ばたく姿に、子どもたちは目を輝かせていました
ハヤブサは生態系の頂点に立つ鳥。
その存在は、この干潟の豊かな生態系を物語っています。
ハヤブサが生息できるということは、
餌となる他の鳥たちも豊富にいるということ…
つまり、肥前鹿島干潟の自然が健全な状態を保っている証と言えるでしょう
今回の野鳥観察を通して、子どもたちは肥前鹿島干潟の自然の豊かさと、生態系の繋がりを学ぶことができました。
この経験を活かし、これからもこの大切な自然環境を守り続けていってほしいと思います。