地域循環共生圏事業 Regional Circular and Ecological Sphere

地域循環共生圏とは Regional Circular and Ecological Sphere

2018年4月に閣議決定した第五次環境基本計画では、国連「持続可能な開発目標」(SDGs)や「パリ協定」といった世界を巻き込む国際的な潮流や複雑化する環境・経済・社会の課題を踏まえ、複数の課題の統合的な解決というSDGsの考え方も活用した「地域循環共生圏」を提唱しました。
「地域循環共生圏」とは、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方です。

また協議会の取組みについては佐賀新聞社に取り上げられています。 佐賀新聞

ラムサールブランド

ラムサールブランドラムサールブランド

鹿島市は、森里川干潟海が一体となった自然豊かな町です。
多良岳山系から流れ出る澄んだ水は、幾筋も延びる河川や地下水脈によって運ばれ、その川から運ばれてくる山の栄養分などによって栄養豊富な海となった有明海には多種多様な生き物が生息しています。
このような豊かな自然の恵みの恩恵を受けた産品を「肥前鹿島干潟ラムサールブランド」として認証し、広く多くの方に知ってもらい愛用して頂くとともに、その売り上げの一部を「肥前鹿島干潟基金」とし、みなさまと一緒に有明海保全・再生に取り組んでいきます。

棚田米で日本酒造り

棚田米で日本酒造り棚田米で日本酒造り

鹿島市は令和2年、令和3年と大雨災害に見舞われ、山間部では土砂崩れが起き、土砂や流木がラムサール登録地を含む有明海に流れ込みました。
一方、土砂災害が起きた山間部では農業従事者の高齢化や後継者不足により荒廃化が進んでいました。
棚田には山地災害におけるリスクを低減するなどの減災機能があることから、棚田の維持管理が課題となっています。
そこで棚田で作られているお米を活用した日本酒造りを計画。日本酒が売れればお米の需要が高まり若者が地元で農業を行うきっかけになればと考えています。
この日本酒は令和4年4月から、鹿島にある酒蔵、矢野酒造と馬場酒造場で販売されています。

LED実証実験ECOツアー

LED実証実験ECOツアーLED実証実験ECOツアー

有明海に面する鹿島市では海苔の養殖業が盛んですが、同時にカモによる海苔の食害に地元の漁師さんは悩まされてきました。そこで光を使った鳥獣対策に取り組むパイフォトニクス株式会社と連携し、LEDによるカモの誘導実験を行っており、現在効果を検証中です。またそのLEDライトと三輪自動車「トゥクトゥク」を活用したエコツアーの実証実験を兼ねて、干潟のある「道の駅鹿島」にてライトアップイベント「光のパレード」を実施し、普段は静かな干潟の景色がレインボーに彩られました。
「食害」という悪い印象をどのように払拭し、カモと共存していくのかを考えながら今後も環境と産業の両立を目指し活動していきます。