風景・生き物の紹介 Landscapes and creatures

肥前鹿島干潟に住む生き物たち Nature in four seasons in Hizen-kashima

チュウシャクシギ
チュウシャクシギWhimbrel
見られる時期4月・5月

下に曲がったくちばしで主にカニを採って食べます。
春の渡りの時期に最も多く飛来します。

チュウシャクシギの群れ
チュウシャクシギの群れFlock of Whimbrel
見られる時期4月・5月

4月の終わりから5月の中ごろにかけて1000羽以上が飛来することもあります。

ズグロカモメ
ズグロカモメSaunders's Gull
見られる時期11月~4月

春にはその名の通り頭が黒くなったズグロカモメを見ることができます。
この姿になるとほどなく繁殖地の中国へ帰っていきます。

ミサゴ
ミサゴOsprey
見られる時期1年中

タカの仲間で、食べ物はほぼ100%魚です。
飛びながら魚を探し、足から勢いよく飛び込んで捕まえます。

ムツゴロウ
ムツゴロウGreat blue-spotted mudskipper
見られる時期3月~11月

日本では有明海と八代海の一部にのみ生息するハゼ科の魚で、有明海の人気者です。
肥前鹿島干潟ではたくさん見られます。

アオサギ
アオサギGrey heron
見られる時期1年中

大型のサギの仲間で1年中見ることができます。
干潟ではムツゴロウやワラスボを鋭いくちばしで突き刺して捕まえる姿が見られます。

ヤマトオサガニ
ヤマトオサガニIntertidal mud crab
見られる時期3月~11月

肥前鹿島干潟で一番たくさん見られるカニです。
暖かい日はよく背中を太陽に向けて甲羅干しをしています。

トビハゼ
トビハゼMudskipper
見られる時期3月~11月

ムツゴロウより小型のハゼの仲間です。
よくムツゴロウと間違えられます。
水が苦手で潮が満ちてくると水がかからないところへ急いで避難します。

クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギBlack-faced Spoonbill
見られる時期11月~3月

黒くてヘラの形をしたくちばしが特徴です。
首を振りながら餌をとる姿はとてもユニークです。

ハマシギ
ハマシギDunlin
見られる時期9月~5月

日本で見られるシギの中で最も多いシギで群れで飛ぶ姿は壮観です。
春になるとお腹の部分が黒くなります。

ツクシガモ
ツクシガモCommon shelduck
見られる時期11月~4月

日本では有明海北部に多く飛来しますが他の地域ではまれな冬鳥です。