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肥前鹿島干潟にチュウシャクシギの群れが到着!

2023.04.25
生き物
有明海の奥にある鹿島市の肥前鹿島干潟は、
ラムサール条約湿地に登録された国際的に重要な干潟です。
春は干潟にたくさんの渡り鳥たちがやってくるシーズンで、
特に多いのがチュウシャクシギです。
肥前鹿島干潟では1000羽を超える群れが見られることもあります!
チュウシャクシギたちは遠くはオーストラリアから、
繁殖地であるロシアなどの北の国を目指して飛んでいきますが、
一気に飛ばず中間地点にある有明海の干潟で1か月ほど休憩します。
干潟のカニが大好物で、
カニの巣穴に長くて下に曲がったくちばしを突っ込んで捕まえます🦀
もしも有明海の干潟がなくなってしまったら…💦
チュウシャクシギたちは餌を食べられず
旅を続けることができず数を減らしていくでしょう。
ラムサール条約が国際条約なのは
渡り鳥たちを守るには国を越えてのつながりが大切だからです。
有明海のシギ・チドリの飛来数は日本一を誇ります✨
有明海の干潟を保全することは、
ひいては地球の生態系を守ることにつながるんですね✨